さて、おしまい(終)

秋になるとさすがに暑さもおさまり、いよいよ今年の収穫を迎えた。記憶もいくらか色あせてしまったが、以前は5人がかりでしていた稲刈りを最近は2人ばかりでやるようになりなかなか大変である。

体力的には昨年の件の影響がないとは言えないが、冬から春へとだいぶ体調が良くなり田植えの頃はすっかり元気に一人で終えることができた。

うん、この頃までは良かった。今年は梅雨入りあたりから気温が高く、小さな稲が勢いよく分けつを始めた。稲の丈が脚の長さほどに近づく頃には、朝日を浴びる田がまぶしいほどだった。

ところが、8月になって盆を過ぎたあたりに 熱中症 になってしまった。8月は一昨年の方が暑かったが7月の極端な暑さによる疲れがたまっていたのだろう。

倒れるほどではなかったものの、数日は水分や果物でしのいだからだいぶ体力が落ちてしまったというわけで、どうにも塩あめと麦茶では力不足だった。来年はぜひ、夏の暑さに耐え手早く作業をする体力を取り戻したい。

最後に、このブログもそろそろ終わりにしたい。そろそろ書くこともなくなってきたし、ひと通りの目的は果たした。当初は、田植えや稲刈りのときだけに棚田を訪れる家族に日常のようすを伝えたいという思いで始めたもので、次第にあれこれ書き散らしたというわけであった。

ではまた来年、姨捨でお会いしましょう。


(イラストは©いらすとや)


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